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休診日:木曜、日曜、祝祭日
毎年恒例の高校生(新入生)の歯科健診に行って参りました。
ほとんどの子が15歳です。
この年代の子どもたちは中学生の間はずっとコロナ禍ということで、自宅でひきこもり状態だった子も多いようです。
健診しながらすぐに例年とは違う口腔内に驚きました。
まず歯肉炎がとても多い。
そして、第2大臼歯がむし歯になっている割合が高い。。
第2大臼歯は12歳臼歯とも呼ばれおおよそ逆算すると3年前(つまりコロナが流行始めた頃)に生えてきたと思われます。
歯は生えてから2〜3年は石灰化が未成熟のため、とてもむし歯になりやすい時期です。
このむし歯になりやすい時期にちょうどコロナ禍がバッティングしてしまったからと思われます。
コロナで自宅学習や自宅待機が増える→成長期でお腹が空いた子どもたちは間食でお腹を満たす→生えて間もない12歳臼歯はあっという間にむし歯。
そして、糖分の多い食生活で歯肉も腫れ口腔内は悪化。というストーリーがあったのでしょう。。
健診をしながらこの子たちに何かできることはないのか…自問自答を繰り返すばかりでした。