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診療をお休みさせていただき大阪のインプラント学会に参加して来ました。
歯医者の学会数は全部で20以上はあるかと思いますが、その中でも会員数がとても多く参加者はおそらく3000人は超えて規模の学会です。
今回は基本的な内容(解剖、レントゲン読影など)にテーマを絞って重点的に拝聴していました。
最近「千葉大付属病院」「横浜市立大学付属病院」などでガンの見落としがあり、治療が遅れ重大なニュースになっていました。
今後、大きな病院では主治医と放射線科医師(画像読影の専門)のダブルチェックが徹底されて見落としが起こらないようなシステム作りが徹底されることでしょう。
しかし、我々のような個人開業医では当たり前ですが主治医がすべてひとりで読影から治療を受け持たなければなりません。
治療を失敗しないのは当然でしょうが、偶然写り込んだレントゲン内のカリエス一つでも見落としがあってはならないという責任が歯科医師には大きくのしかかっています。
あらためて読影の大切さを再認識する機会となりました。
当院では口腔内撮影(デンタルX線)をデジタル化していますが、そのフィルムは1枚6000円程度します。
そのフィルムにちょっとでもキズがつくとそれは消すことができず次の撮影時にもそのキズがレントゲンに写り込んでしまいます。
そのために、フィルムの扱いは丁寧にしてね!とスタッフに伝えていますが、いつの間にかキズがついてしまった時は新品同然のフィルムだとしても即破棄です。
正確な診査をするためには当然のことかもしれません。
(が、心の中ではがっくりと肩を落としてます。笑)
さ、今年もあと4ヶ月となりました。
来月は横浜にスタッフを連れて学会に参加して来ます。