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歯の数は乳歯で20本、永久歯で28本(親知らずを入れると32本です)。
歯には番号と名前が付いていて、歯科医院ではその番号と記号でたくさんある歯を区別しているのです。
乳歯は前歯からABCDEと呼んでいます。 永久歯は前歯から1番2番3番…7番と呼んでいます。
むし歯の洪水と言われた昭和50年代60年代と違い、現在は子供たちのむし歯の本数は減少してきています。
松江市では3歳児のむし歯の有病率は24%、12歳児のむし歯の有病率は49%程度で、昔に比べると格段に減ってきています。
しかし、その一方で歯肉炎の子供たちは増えてきており、まだまだ生活習慣の見直しをしなければならない子供たちが多いのが現状です。
むし歯は多因子性です。
つまり歯磨きの良し悪しだけが問題ではなく、歯の質や、甘いものの摂取量や、フッ素の使用状況などが関係しています。
特に甘いものを好む傾向にある方は、歯ブラシでのむし歯予防は難しく、甘いもの自体を減らさなければどうしてもむし歯になってしまいます。
1本でも生えたら歯磨きを始めましょう。
始めのうちは、優しい雰囲気でなるべく痛くないようにすることを心がけてください。
まずは習慣づけが大切です。
最初は、ガーゼで前歯を拭うことから始めてもいいでしょう。
奥歯が生えてきたら、フロスや糸ようじを使って歯と歯の間を、お掃除すると予防効果が高いです。
目安としては、小学校2年生くらいまでは最低してあげた方がいいでしょう。
ただし、子供が嫌がらず仕上げみがきをさせてくれるのであれば、小学生のうちはしてあげてもいいかと思います。
仕上げ磨きをしてあげることで、親御さんが子供の口の中の状態を観察し、異常を見つけられる場合もありますし、コミュニケーションをとれるきっかけにもなります。
1日3回毎食後にみがくのが理想ですが、最も大切なのは夜寝る前に丁寧にみがきできれば、フロスをする方が3回中途半端にみがくよりいいでしょう。
うがいができるようになる、3歳頃からが目安になります。
うがいをしなくても、大丈夫なレノビーゴという低濃度フッ素入りスプレーがあるので、3歳以下のうがいができないお子さんにはオススメです。
うがいは1回でいいです。
何度もうがいをすると、歯みがき粉に含まれているフッ素成分が、うがいで流されて効果がありません。
大切なのは、フッ素が長らくお口の中にとどまることなので、うがいは少なくするよう心がけましょう。
また、お口の中に残ったフッ素成分を飲み込んでも、体には全く影響がありません。
2つあります。
ただし、これらの効果を発揮するには継続的に使用しなければなりません。